ミーレやガゲナウをビルトインした高級キッチンの仕様・デザインをリーズナブルに実現

【111】ペニンシュラキッチン ヨーロピアンクラシック扉(白)

【111】ペニンシュラキッチン ヨーロピアンクラシック扉(白)

扉材:ヨーロピアンクラシック扉
塗装:N-93 3分つや
ステンレスシンク:COMO-S15R ホワイト(トップヒル)
クォーツ天板:スノーイー・イビザ(サイルストーン)
食洗機:SMI46TS016(ボッシュ)
レンジフード:SERL-EC-901(富士工業)
センサー水栓:マレコ クロム(コーラー)
浄水器:トレビーノ ブランチ(東レ)

中古マンションのリノベーション現場に納品したオーダーキッチンです。

もともとは、マンションにありがちなクローズキッチンでシンク前方だけが少しオープンになっている間取りでしたが、コンロ前の壁以外は全て取り壊して、オープンなペニンシュラキッチンにリノベーションしました。

キッチン自体はそんなに古くなく、ガスオーブンとコンロはもともと設置されていた機器を再利用しました。(ノーリツ製の商品でした)

レイアウトはペニンシュラキッチンと背面カップボードの組み合わせになります。

ペニンシュラキッチン側は長さ約340cmでシンク前の奥行きは100cmになります。シンク前のオープン部分の長さは約180cmになり、コンロの裏側には造作の本棚を設置されています。

食洗機の位置をシンクの右側か左側かで少し悩まれましたが、最終的には左側になりました。どちらが正解という事はないのですが、食洗機の位置によりワークスペースの配分が決まるので、かなり大切な事項だと思います。

コンロ前の袖壁の長さも通常より長めの約160cmに設定しました。壁側に通っている天井梁をかわす事とレンジフード左脇にも収納が欲しいという事で決めました。

袖壁が長くなると、その分オープン部分が少なくなりますので、隠す部分と隠さない部分のバランスも考慮して、ご検討いただきました。

背面カップボードは長さが約230cmで奥行きは45cmでレイアウトしました。幅75cmのトールキャビネットと幅150cmのセパレートタイプの組み合わせになります。一部はゴミ箱を置くためのオープンスペースになっています。

吊戸棚がかなり低い位置まで下がってきているので、物の出し入れは大分、楽になったのではないでしょうか?

通路幅は約92cmで十分な広さがあります。画像では分かりませんが、一番奥の壁側は少し引っこんでいて冷蔵庫が置けるようになっています。

とても日当たりが良く、電気をつけなくてもとても明るいキッチンです。

扉材は最近、人気が出ているヨーロピアンクラシック扉です。日塗工業のN-93という少しグレーが入った落ち着いた白の3分つやで塗装され、真鍮色のアンティークハンドルを取り付けました。

ユーロキッチンズでは、開き戸の場合は縦に、引き出しの場合は横に取り付けるケースが多いです。なお、カップボードの吊戸棚はあえてハンドルを付けずにスッキリとさせています。

奥行100cmのクォーツカウンターです。食洗機をシンクの左側に設置した事で、かなりゆったりとしたワークスペースが出来ました。

クォーツ素材のキッチン天板はサイルストーンのスノーイー・イビザという石種になります。ちょうど良い白色に、大柄ではありませんが上品な大理石柄が良い雰囲気です。

シンクはカラーステンレスシンクのCOMO-S15R(ホワイト)です。幅は76cmとちょうど良いサイズ感ですし、お掃除がしやすい15Rスクエアなので、ユーロキッチンズでも良くご提案しています。(ベースはトヨウラのN760ZW)

水栓はコーラー社のマレコというセンサー水栓に、東レの浄水器(トレビーノ・ブランチ)を組み合わせています。どちらのユーロキッチンズでは使用実績が無かったのですが、お施主様にご紹介いただきました。

特にトレビーノ・ブランチは最近発売された新しい浄水器で、どんな水栓にも組み合わせることが出来るという事で、これから人気が出るのではないでしょうか?

ペニンシュラキッチンの長さは約340cmになりますので、クォーツ天板は分割となりました。分割位置はガスコンロの35cm左側になりますが、画像で見てもほとんど目立ちません。拡大した下の画像を良く見ると、うっすら見える感じです。

食洗機はボッシュの幅60cmゼオライトタイプ(SMI46TS016)になります。

もちろん、いつものようにキッチンと同じ扉材を取り付けています。

レンジフードは富士工業のSERL-EC-901(ホワイト)です。この機種はプレミアムプラスというグレードで、最近、よくご提案させていただいております。

レンジフード右側の吊戸棚は高さが揃うようにしました。

ガスコンロとガスオーブンはノーリツ製で、建築会社様に既存品を再取り付けしていただきました。

コンロ右側には調味料を入れるための2段引き出しキャビネットを設置しました。収納物に合わせて有効高さを設定しました。

背面カップボードに使用した1段引き出し+開き戸収納キャビネットです。

トールキャビネット中段の開き戸キャビネットは幅75cmですが、たっぷり収納できそうです。

ダイニング側は幅86cmの開き戸キャビネットです。ハンドルを付けずにプッシュラッチで開け閉めできるようになっています。

リビングダイニングと空間が繋がり、とても明るく広々としたキッチンになったと喜んでいただけました。

 
 
 

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